『非正規社員』

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非正規社員としてWeb系プログラマのスキルを活かす道も

正社員やフリーランスではなく、非正規社員として活躍しているWeb系プログラマはたくさんいます。非正規社員という雇用形態を選ぶ理由は、人によってさまざまです。子育て中の方のWeb系プログラマに多いのが「子どもが小さく、正社員として働くのは厳しい」という声。育児優先の働き方をするために、負担の少ない非正規社員を選んでいる方が目立ちます。若い年代のWeb系プログラマからは、「正社員になる前にいろんな職場を経験してみたい」という声が。非正規社員というフットワークの軽い立場で、複数の会社を体験してみるのは賢い方法といえます。なかには、「非正規社員のうちにWeb系プログラマのスキルを磨き、自信がついた段階で正社員にチャレンジしたい」という人もいるようです。

正社員との違い

非正規社員の魅力は、ライフスタイルに合わせた働き方がしやすいこと。育児中の方や体力に自信のない方、プライベートを充実させたい方などに人気の雇用形態です。また、非正規社員は未経験でも採用されやすいというメリットもあります。Web系プログラマとして歩み始めたばかりの方は、非正規社員の求人から狙ってみるのも良いかもしれません。
デメリットとしては給与が低い、雇用が不安定、福利厚生に差があるといった点が挙げられます。また、正社員に比べ裁量権が少ないのも、非正規社員の弱みといえます。

フリーランスとの違い

非正規社員のメリットとしてまず思いつくのが、社会保険です。一定の条件を満たした非正規社員は、会社の社会保険に加入できます。保険料は会社と折半するため、自己負担は半分のみ。一方、国民保険加入のフリーランスは、すべての保険料を自分で納めなければなりません。また、安定した収入が見込めるのも、非正規社員の強みといえます。勤務時間や日数に応じて給与が支給される非正規社員は、毎月安定した収入を得やすいでしょう。
デメリットは、フリーランスほどの自由がないこと。非正規社員はシフトに合わせて働く必要がありますし、フリーランスのように自分で仕事を選ぶこともできません。また、フリーランスは自分の意志さえあればいつまでも仕事を続けられますが、非正規社員は雇用期間の終了とともに職を失ってしまいます。雇用期間満了の度に就活するのは、なかなか大変なことです。

まとめ

今は非正規社員の働き方がマッチしているWeb系プログラマも、将来は正社員やフリーランスとして働き方をしたいと思うようになるかもしれません。そのときが来たら柔軟に動けるよう、今のうちからスキルを養っておくと良いでしょう。

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