『在宅』

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Web系在宅プログラマの仕事

時代の変化に伴って、在宅でできる仕事へのニーズが急速に高まっています。フリープログラマの仕事は在宅との相性が良いため、今後案件がさらに増えていくことが予想されます。現状では在宅案件よりも常駐案件のほうが多く、取引実績のないフリーランスがいきなり在宅案件を任せられることはほとんどありませんが、常駐案件を通して企業との信頼関係をしっかり築くことができれば、在宅での仕事を許可される場合もあります。
企業側としても、フリーランスを1人常駐させるために用意する作業スペースやPCを確保しないで済むので、在宅案件化することには相応のメリットがあります。プログラマとしては、出社でも在宅でもやるべきことは基本的に同じですが、企業との信頼関係をキープできるよう責任を持って自分の仕事を果たさなければなりません。

初級プログラマと在宅案件

在宅案件は優秀なプログラマであるほど受注できる確率は高くなりますが、在宅で働く人が増えるにつれ、経験の浅いプログラマ向けの案件も少ないながら出てくるようになりました。スキルが未熟なプログラマにいきなり案件を任せることはほとんどないとしても、在宅に向けて出社してトレーニングをする企業などもあります。在宅で心配されるのは、プログラマとしての力というより自己管理能力です。職場を離れて自宅などで仕事をする場合、気を散らしやすい要素がたくさんあります。そのような中で生産性を落とすことなく求められている仕事をきっちりこなすためには、どんな環境でも集中できる気持ちの強さが必要です。能力はあっても外に働きに出ることが難しい主婦なども、プライベートの合間をうまくコントロールすることさえできれば在宅プログラマとして活躍することができます。

在宅案件に多い仕事

在宅で働くということに対する企業の理解度にはまだばらつきがあり、受け入れられないという企業もたくさんあります。そのような中で注目なのは「スタートアップ」です。固定概念にこだわらないスタートアップの場合、働き方に対する考え方も柔軟であることが多いものです。また、在宅向きの仕事として近年注目されている分野が「データ解析」や「スマートフォンゲーム」です。システム開発中心だったIT業界は、システムが円熟してくるにつれて膨大なデータが集まってくるようになり、システムの品質向上のためのデータ解析が急務になっていますし、スマートフォンゲームの需要は家庭用ゲーム機を大きく上回る勢いです。これらの仕事を担うデータサイエンティストやスマートフォンゲーム開発のプログラマは、需要に対して供給が追いついていない状況なので、在宅の案件を探しやすいかもしれません。

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